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やる夫で学ぶオブジェクト指向以前

投下した記事の保管場所。まとめサイトのほうが読みやすいのでググりなおしてご覧ください。

2.Smalltalkは「禅」 前編

        .r-、       / ̄ ̄\
       /て )     /    \ /
        ( _ノ  フ.     |   ( ●)(●)
       ゝ、 〈     |    (__人__) ではこれから「もの」とは何かを説明していこう
       / ハ ヽ.     |     ` ⌒´ノ
       /〃 ヘ  \ .   |           } 二たび木彫りのクマーに登場してもらう
      i !   \  ` ーヽ       }
      丶丶   _ >   ヽ    ノ、
          ゝ'´- 、_  y-、       \
        〈      ̄  う       /、  ヽ
            `ー― ¬、__ノ     |  >  /
               |      r'^ヽ'´ _/
                |      `く__ノ´
.
―――たとえばここに木彫りのクマーがあるとする。


            ___    ━┓
         /   ― \   ┏┛
       |     (●) ヽ\ ・
       l   (⌒  (●) |   コピペミスかな?
        〉    ̄ヽ__)  │
.     /´     ___/
     |        ヽ
     |        |
               ., ──‐、
           /     \
          /  ヽ、_    |
         (●) (● )    |
    ⊂ー―- , (__人__)     |   いや、ここには物質的存在ではなく
    . ̄ミ_と ) (`⌒ ´      |
       |   |゙ {           |   見ることも触ることも想像することも認識することさえできないクマーが存在する
       |   |. ヽ       人
        |   ト─、,ト      ⌒\ 認識することができないからこのクマーはもう話には登場しない
      .ヽ__ ゝ       ヽ  ヽ
            |      ヽ  ヽ  グッバイ木彫りのクマー2号。もう言及すらできないけど
.
、__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
)                                                         (
)それは存在しないって言うんだよ                                     (
)                                                         (
)                                                         (
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ Y

 

      __     ━┓
    / ~\   ┏┛
  / ノ  (●)\ ・
. | (./)   ⌒)\  何を根拠に存在しないと?
. |   (__ノ ̄   \
  \          |
    \       /
.      \  ⊂ヽ∩
      /´    (,_ \.
       /       \. \
      ./   /       |. \ソ
    (  y'      .|
                    ___
                  /\  / \
                /(●) (●.) \   登場してないしこれからも登場しないし
               /   (__人__)     \
               |      |::::::|  ノ(  | そもそも言及すらできないんじゃ存在してると言う方がおかしいお
               \     l;;;;;;l   ⌒ ,/
                /ヽ   `ー´   ィ⌒ヽ  なにもできないじゃねえか
                rー'ゝ       〆ヽ .)
              ノヾ ,>      ヾ_ノ,ヽ}
              ヽ ヽ|        ヽ_ノ


      (ヽ三/) ))
       ( i)))
   / ̄ ̄\ \
 /   _ノ  \ )
 |    ( >)(<)
. |  ///(__人__)   そのとおりだ!つまり俺たちは「自分と関わりを持てるもの」が「ある」としているわけだな
  |     ` ⌒´ノ
.  |         }   そして、「自分と関わりのないもの=言及することすらできないもの」は存在していないことになる
.  ヽ        }
   ヽ     ノ    だから全ての「もの」は自分との関係において存在することになる
⊂ヽ γ    く
i !l ノ ノ    |
⊂cノ´|     |

 

              / ̄ ̄\    ここで存在の五つの構成要素・・・五蘊を思い出してみよう
         rヽ  / ノ  \ \
         i !  |  (●)(●) |  色蘊:物質
      r;r‐r/ |   |  (__人__)  |  受蘊:知覚・感覚
      〈_L (`ヽ .}  |   ` ⌒´  ノ  想蘊:イメージ
     l` ( ``/ .  |        }  行蘊:意志・行為
     ヽ   l  .  ヽ       }  識蘊:認識
      |,.   l   /⌒   ー‐  ィ ヽ

 

      ____
    /       \
  /   -‐´ `ー\
/     (●)  (●)\  なるほど・・・知覚もイメージも行為も認識も人との関係の在り方だお。
|        (__人__)  |
\      ` ⌒´  /  あれ?物質との「知覚でも認識でもない」関係ってどんな関係?
  >     ー‐  <
. /      / ̄彡ミヽ、
/    ヽ /  / ヽ  ヽ
ヽ.    Y  /   |  |
 ヽ     ノ    ヽ ノ
            / ̄ ̄\
          /_ノ  `⌒ \  そうだな。物質と意識が直接関係を持つことはできない。
    _     .| (● ) (⌒ ) .|
    | !    | (__人___)   |  だが物質と物質は関係を持ち得るし、
    | !    |  ` ⌒ ´    .|
    | !   ,.-,|          |  物質と意識は知覚を通して間接的に関係を持つことはできる。
  ._,ノ ┴、/ ,/ .|        /
  .r `二ヽ ) i ヽ        /   実のところほぼ全ての関係とは間接的なもので
  .|  ー、〉 /   〉      <
  .|  r_,j j / ̄   '' ̄  ⌒ヽ  間に挟まってるものをすっ飛ばすことで直接関係してるように見えるだけだったりする。
  .|   ) ノ/ {       ィ,  }
  ノ   ,/   |         |{  |

 

   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● |     三たび木彫りのクマーに登場してもらおう
  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\    このクマーは物質的に存在していて、
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/    目に見えて、
 |       /
 |  /\ \        クマーに見えるからクマーだと認識できる
 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)
              / ̄ ̄\
         rヽ  / ノ  \ \
         i !  |  (●)(●) | この「見える」というのも実際には「もの」が反射する「光」を「視神経」が受け取って
      r;r‐r/ |   |  (__人__)  |
      〈_L (`ヽ .}  |   ` ⌒´  ノ 「脳」に伝達されて・・・というように分解できる
     l` ( ``/ .  |        }
     ヽ   l  .  ヽ       }  言わば「見えるもの」が「伝えるもの」を「受け取るもの」に投げて最終的に
      |,.   l   /⌒   ー‐  ィ ヽ意識に到達するわけだ
                         ____
                       /      \
                      /─    ─  \
                    / (●)  (●)   \ なるほどクマーの存在が視覚的に確認できるから
                    |    (__人__)      |
                    \   ⊂ ヽ∩     < 「たぶん」物質的にも存在していると言えそうだお
                      |  |  '、_ \ /  )
                      |  |__\  “  /
                      \ ___\_/

 

     / ̄ ̄\
   /   _ノ  \
   |    ( ●)(● さらに言うとこれは「もの」であると言えるよな?
   |      (__人__)
.   |        ノ
    |      ∩ ノ ⊃
  /     ./ _ノ
  (.  \ / ./_ノ │
  \  “ /___|  |
.    \/ ___ /
                        _____     ━┓
                       /   ─  \   ┏┛
                     /  (● )   \\  ・
                     |  (⌒    (● )  |   そりゃ「もの」としか言いようがないけど・・・
                     |    ̄弋_)     |
                     \            /   あれ?「もの」ではない何かって有るのかな?
                       >  ⊂ヽ∩  <
                      /"  (,_   \.  |
                     .| /      \__ノ


       (⊃ ̄ ̄\
     (⊃   _ノ  \
    (⊃   ( ●)(●)
     |     (__人__)    「〇〇というもの」という表現ができない何かがあったら
     |     ` ⌒´ノ
       |         } \  それは「もの」ではないかもしれんな。
     /ヽ       }  \
   /   ヽ、____ノ     )
  /        .   | _/
 |         / ̄ ̄(_)
  \   \ /| JJJ (
   \  /   /⊂_)
                                ____
                              /      \
                            /_ノ   ヽ、_ \
                           / (●)  (●)   \  ちょっと考えつかんわ
                           |     (__人__)   u   |
                    r、     r、\    ` ⌒´     ,/
                    ヽヾ 三 |:l1 >   ー‐     ヘ
                     \>ヽ/ |` }             ヽ
                       ヘ lノ `'ソ イ            |  |
                        /´  / ./ |         |  |
                        \. ィ_ノ .|         |  |
                             |         |  |

 


     ., ──‐、
    /     \
    |     _ノ  ヽ       このクマーだが、前回は切断したが今回は下半身を隠すだけにしよう。
   |     ( ●) (●)
   |       (__人__) , -―ーっ また用意するの面倒だし。
    |     ` ⌒´ノ ( ゝ彡 ̄
   . ン         }  |. |     で、このクマーの上半身は「もの」であるだろうか
  /⌒        ノ  .|,  |
 /   ノ   _ィ ´ー‐ィ'  |     ついでに今は見えていない下半身も「もの」だろうか?
../   /    r_____ ノ
/   /      |i
.
   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● |
  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
┌─────────┐
│                  │
│                  │
│                  │
│                  │
│                  │
└─────────┘
                     ____
                   /      \
                  /─    ─  \
                / (●)  (●)   \  「もの」としか言いようがないお
                |    (__人__)      |
                \   ⊂ ヽ∩     <  見えてない下半身もさっきまであったんだし
                  |  |  '、_ \ /  )
                  |  |__\  “  /  「もの」としてあるんじゃね
                  \ ___\_/


         ____
       /     \
.    /       \
.  / /) ノ '  ヽ、 \
  | / .イ '(ー) (ー) u| あれ?目とか耳とかも「もの」だし
.   /,'才.ミ). (__人__)  /
.   | ≧シ'  ` ⌒´   \ クマーは一体しかないのに「もの」は無限に増える?
 /\ ヽ          ヽ
.
        / ̄ ̄\
     /  ヽ、_  \
      (⌒)(⌒ )   | 「もの」を物理的に区切ってもやっぱり「もの」だし、
      (__人__)     |
      (`⌒ ´     | 認識的に区切っても「もの」だからな。
     {          |
     {         ノ  そして区切ったって元の「もの」がなくなるわけじゃないんだから
  __∩  ヽ      ノ
 (ミんゝ、 /     ヽ  そりゃもうバンバン増えるさ。
    \ '' /|    |


     ., ──‐、
    /     \
    |     _ノ  ヽ        さらに言うと見えてなくても、また物質的に存在しなくても「もの」として存在できる
   |     ( ●) (●)
   |       (__人__) , -―ーっ  今隠れてるクマーの下半身がそうだ。
    |     ` ⌒´ノ ( ゝ彡 ̄
   . ン         }  |. |     今は見えていない―つまり視覚的には存在しないが
  /⌒        ノ  .|,  |
 /   ノ   _ィ ´ー‐ィ'  |     俺たちはクマーに下半身があるのを知っている。つまり認識上では存在している。
../   /    r_____ ノ
/   /      |i
.
   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● |
  |    ( _●_)  ミ
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
┌─────────┐
│                  │
│                  │
│                  │
│                  │
│                  │
└─────────┘


            ,, -─- 、._
          /      ヽ
            |           |
             |   ノ  ヽ、  .|
            | (●)(●)  |   そして次の4体目となるクマーだが
          |  (__人__)  |
          ヽ  `⌒´  ノ    このクマーは「もの」として存在しているだろうか
          /   .,_,, ' ヽヽ,  ))
      "( ( ( ヽ     /./l
          \ \ ゛//  |
 ガサゴソ…   / / ヽ ~ \ `ヽ~\
          |            |
          |            /
          ヽ______/
     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/    (●)  (●) \   そりゃ何体目だろうがクマーは「もの」として存在するお
|       (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /

 

              / ̄ ̄\
           /  ヽ、_  \
          (●)(● )   |  それがもう在庫がないんだ
          (__人__)     |
          (`⌒ ´     |
              {           |
          ヽ        ノ
          /   .,_,, ' ヽヽ,
          ( ヽ     /./l
          \ \ ゛//  |
             / / ヽ ~ \ `ヽ~\
          |            |
          |            /
          ヽ______/
、__人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ 人
)                                                         (
)無いのかよ                                                  (
)                                                         (
)                                                         (
⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y


                        ., ──‐、
                    /     \
                   /  ヽ、_    |  物理的に存在しないにもかかわらずあたかも存在するように扱える!
                  (●) (● )    |
             ⊂ー―- , (__人__)     |  つまりこのクマーは俺たちの「認識上」でのみ存在するわけだな!
             . ̄ミ_と ) (`⌒ ´      |
                |   |゙ {           |  グッバイ認識上のクマー。幻の4番として覚えておくぞ!
                |   |. ヽ       人
                 |   ト─、,ト      ⌒\おっとこの「4」というのも認識上のみに存在するな!
               .ヽ__ ゝ       ヽ  ヽ
                     |      ヽ  ヽ
         ____
       /      \
     /   _ノ  ヽへ\   認識上のみの存在多すぎるだろ・・・常識的に考えて・・・
    /   ( ―) (―) ヽ
   .l  .u   ⌒(__人__)⌒ |
    \     ` ⌒r'.二ヽ<
    /        i^Y゙ r─ ゝ、
  /   ,     ヽ._H゙ f゙ニ、|
  {   {         \`7ー┘!

 

                       / ̄ ̄\  人のキメ台詞をとるな
                      ノ  ヽ、_  \
                    .(●) (● )    | それはともかく、さらにスマホのカメラを起動して
                   .  .(__人__)      |
                   __.(,`⌒´       | クマー3号をファインダーに捉えて液晶画面を見てみよう
                    |・ |{        |
                  モ|  | ヽ.     ノ
                 .|ョ フ ヽ/ト.      \
                  ヽ、__ノ. _       ィ  ヽ
                   \_/|      |   |
                     /⌒ ̄ ̄ ̄   ノ
.
―――今、クマーを見ていると言えるだろうか?
┌────────────┐
│   ∩___∩        │
│   | ノ      ヽ       │
│  /  ●   ● |      │
│  |    ( _●_)  ミ      │
│ 彡、   |∪|  、`\     │
│/ __  ヽノ /´>  )      │
│(___)   / (_/      │
│ |       /         │
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│ | /    )  )          │
│ ∪    (  \        │
│       \_)         │
│                  │
└────────────┘


         ____
       /     \
.    /       \
.  / /) ノ '  ヽ、 \  えーと、スマホ越しにクマーを見ている?
  | / .イ '(ー) (ー) u|
.   /,'才.ミ). (__人__)  /  いや正確に言うならクマーを映したスマホの液晶から発生した光を
.   | ≧シ'  ` ⌒´   \
 /\ ヽ          ヽ 視神経が捉えて脳に伝達して意識にクマーの像が結ばれている・・・でいいのかな
.
                     *
              / ̄|  +   / ̄ ̄\     +
              | ::|   /   ⌒   \
              | ::|x  ( へ)( へ)  |     .人  エクセレント!とても正確だな
            ,―    \  .(__人__)      |     .`Y´
           | ___)  ::| . l` ⌒´    .|        つまり「もの」と「なにか」することもまた
           | ___)  ::|+{          .|     十
           | ___)  ::|  {       _ |         「もの」と「なにか」することに分割できる。
           ヽ__)_/   ヽ、ヽ   /  )|
                      ``ー―‐'| ..ヽ|        だからこっちの意味でも「もの」はいくらでも増えていく
                           ヽ ノ


                           / ̄ ̄\
                        /  ヽ、_  \
                    (●)(● )    |
                       (__人__)     |  で、いつもそう正確に表現するか?
                        (,`⌒ ´     |
                       {        nl^l^l
                        {       _l   /
                     ヽ、    (,  <
                     /     ヽ  \
                   /       ヽ   \
              .、-ー'''''''一-           ヽ    ヽ
            ((⌒(⌒(⌒)_⌒)       ゝ__丿


      ____
    /:::::::::  u\
   /ノ└ \,三_ノ\   ,∩__
 /:::::⌒( ●)三(●)\ fつuu
 |::::::::::::::::⌒(__人__)⌒ | |   |  一生懸命考えたのにその反応はないお!
 \:::::::::   ` ⌒´   ,/_ |   |
   ヽ           i    丿
  /(⌒)        / ̄ ̄´
 / /       /
.
                 ./ ̄ ̄\
                /  ヽ、_  \
             (●)(● )    |  すまん。
               (__人__)   .u |
             .(,`⌒ ´     |  だけど俺ら普段は一生懸命考えないよな?
             {         |
               {        /   クマーを映したスマホの液晶を見てて
              ヽ     /
             ,, -‐)__, /⌒i   「何見てるの?」って聞かれたらクマーを見てるって答えるよな?
            /;─ー´ミ ./ l
           .(_ンー‐-.ノ´ |   「スマホの液晶を見てる」なんて返事返さないだろ?
              l      |

 

    / ̄ ̄ ̄\
  /        \
 /    ─   ─ ヽ
 |    (●)  (●) |  確かに・・・シンプルに答えると途中をすっとばして
 \  ∩(__人/777/
 /  (丶_//// \  「見ようとしているもの」を「見てる」お
.
.
                     / ̄ ̄\  人とものとの関係ってのはそういうもんなんだ。
                 /  ヽ、_  \
                (●)(● )   | シンプルに考えると「もの」と「なにか」する
                (__人__)     |
                (`⌒ ´      | それで足りなかったら途中に挟まってるものを追加するんだ。
                    {           |
                  {       / 詳しく説明するなら途中に挟むものを分割して説明するし、
                 ヽ      く
          ⊂てヽ   /        ヽ 肉眼で見えなかったらそれを補助する何かを追加して見る。
        {三_ ィ `´  /|     ィ  |
              .\__/   |      |  | だがそれは「補助する何か」ではなくあくまで対象を見ている。

 

     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/    (●)  (●) \ あくまで「見る対象」を見ている。
|       (__人__)    |
./     ∩ノ ⊃  / 物理的になにかを挟むとか
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |  五蘊のどれかを経由して間接的に認識してもそれは変わらない、ということか
  \ /___ /
                      / ̄ ̄\
                    /_ノ  `⌒ \
              _     .| (● ) (⌒ ) .|   そうだ。
              | !    | (__人___)   |
              | !    |  ` ⌒ ´    .|   そして、見る対象は「もの」だし、
              | !   ,.-,|          |
            ._,ノ ┴、/ ,/ .|        /    間に挟んだものもまた「もの」だ。
            .r `二ヽ ) i ヽ        /
            .|  ー、〉 /   〉      <      単に他の言い方がないだけとも言えるけどな。
            .|  r_,j j / ̄   '' ̄  ⌒ヽ
            .|   ) ノ/ {       ィ,  }    さらに言うと「もの」しかないんだから全ては
            ノ   ,/   |         |{  |    「ものとなにかする」で説明することになる。

 

               / ̄ ̄\           結論として、五蘊のどれかまたはまたがって「もの」は存在する
              _ノ  ヽ、  \
            ( ●)( ●)   |         「世界」は「もの」と「もの」が「何かする」ことからできている。
            (__人__)      | ../}
      _       ヽ`⌒ ´     | / /    __  「もの」は「もの」と「もの」が「何かする」に分割できるし
   (^ヽ{ ヽ      {        ./ /  . / .ノ
 ( ̄ ヽ ヽ i      ヽ      / 厶- ´ /   「もの」を別の「もの」に分割することもできる
.(二 ヽ i i |,r‐i    ノ.   ヽ /     /
  ヽ   /  ノ  /    r一'´ ー 、   ̄ ̄ ̄) だから、好きな部分・細かさで分割して世界を把握すればいい。
   i   {   イ―イ /   .`ー―. 、__ .〈 ̄ ̄
   ヽ. `ー '/   /           /\ \    世界を把握した結果なんかしたかったらすきにしろ。
      `ー '  ̄ ̄!           |  ヽノ

 

                   l⌒\  __
                   !   〈     \
                  /   /  __,.ノ` ⌒  そして都合がいいことに俺たちは宗教家じゃなくて技術屋だ
                /⌒ト、/  (> )(●)
                r-='´     ヽ    (___人__) 宗教家だったら「だからこの世に実体などない」というところだが
            |    _∠ ノ |    ` ⌒´ノ
            } ⌒´     `V       |>ー- 、俺たちは「世界を自由に把握する」ために利用すればいい
            〉       -‐く       |:::::::::::::::::::ヽ、
            ヽ   ̄      /`ヽ.,___ ,__ノ7::::::::::::::::::::::|
            ハ      /|/:ヾー--ー" ゞ:::::::::::::::/::::ヽ
              7 |     ̄ , /ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::i
         /::::l| 、    /ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::∧
         l:::::lト-ゝ==- '´丁::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::∧/⌒ヽ
         \::::::::::::::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::/ ̄ _ノ⌒ヽ
       ____
      /      \
    / ─    ─ \  般若心経に謝れ
  / -=・=-   -=・=-. \
  |  u ,  (__人__)  U |
  \    ..` ⌒´   .〆ヽ
   /          ヾ_ノ
  /rー、           |
 /,ノヾ ,>         | /
 ヽヽ〆|         .|